大学とは

 なんか書いてみたら長文コメントになったのでトラックバックしてみるてすと。
 でも書いてみたものの、的外れかも。rz コメント/トラバ歓迎。

 聞いた話ですが、最近は大学も「なんとしてでも卒業させる」というところもあり、授業内容も留年組と新規組で分け、留年組は簡単な内容にする。私自身は、そこまで甘くして卒業させるのか、とあきれます。

 契約という面で言えば、大学は講義や教育などのサービスを提供し、学生は自分の能力を上げて最後に試験なりなんなり、大学から認定を受ける、ということでしょう。ここで、「大学の講義提供」の質を落とすと、もちろん大学側の契約不履行となり得ます。サービスが適切に提供されているにも関わらず認定を受けるレベルまで達しないのであれば、学生側の問題です。

 ここで、適切にサービス提供されている、という評価はどうするべきか。授業が年30回なら30回行われていることか。資料が多いことか。留年する人間がおらず、卒業し無事に就職する比率が高いことか。学術的な貢献をする人間を育てることか。学術的な研究を企業と一体となって行える環境を提供することか。知的財産権、例えば特許出願数が多いことか。大学の「品質」って、なんなんでしょうね。

 で、先に戻ると、甘くして卒業させるのは、良い大学サービスとは、留年する人間がおらず、卒業し無事に就職する比率が高い、という定義で大学運営をされているからなんでしょうね。それが良いのか、悪いのか。それは何とも言えません。大学自身の経営判断でしょうから。
 個人的には、一部ででも学術的な貢献を行える人間を育てることなんじゃないかと思います。